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速いボールを投げる秘訣

戸舘 一

S&C部門

ピッチャーに限らずですが、速いボールを投げるには足を踏み出した際に大きな地面反力を受ける必要があります。
(ピッチャーにおいて足を踏み出した際、踏み出し足に対してより大きな地面反力を受けるピッチャーほど球速が速い。という研究結果が出ています)

大きな地面反力を受けるには写真のような形での接地が理想です。

 

 

なぜかというと膝が踵を通り越してしまうとつま先に重心がのりだし、前方方向に対して働く筋肉達が頑張りだします。
すると力は下ではなく、前に流れるためうまく地面反力を受けることができなくなります。

逆に膝が踵よりも後方にあることでハムストリング・臀筋(ケツ)がよく働き、ブレーキをかけてくれて大きな地面反力を受けることができます。

 

山本由伸投手や大谷翔平投手の前足を接地した瞬間の角度を見ると分かりますよね。

 

 

 

大きな地面反力を受けることによって前方方向へ向いていた下半身の力の向きが止まり、より腕を加速させてリリースさせることができます。